2011年8月24日水曜日

YAMAHA Dynamic Guitar No.80 SOLD

ヤマハのダイナミックギターNo.80です。1961年12月に販売開始された、ダイナミックギターの中でもっとも豪華な仕様のギターです。サウンドホールとトップ外周に見事なインレイが施されています。鉄弦を張っても、ナイロン弦を張っても、非常に音が大きくて低音がボンボン伝わってきます。その美しい外観はとても華やかで、ヴィンテージの雰囲気と相まってとても目を引きます。


状態は、ブリッジ付け根部分のトップに22cmほどのクラックが縦に1本入っています。内部から木のパッチを当てて補強してあるので、強度的には問題ありません。また、ネック裏のローフレット付近に2箇所、塗装のハゲがあります。こちらも、使用上の問題はありません。ブリッジは真鍮製、ナットは牛骨製に交換。ネックは真っ直ぐに調整してあります。とにかく、鮮やかで見栄えのするギターです。このギターで昭和歌謡などをサラリと演奏したら、格好良いと思います。

製造年:1961〜1963年
程 度:VG
トップ:スプルース
バック:メイプル
サイド:メイプル
ネック:シナ
指 板:ブビンガ
ブリッジ:ブビンガ

価 格:SOLD

2011年8月9日火曜日

Gibson J-45(1968) SOLD

1968年製のギブソンJ-45です。
1942年から1969年までのJ-45黄金時代に生産された素晴らしいギターです。
ナローネック、ベリーブリッジ、ツーリング、ブラウンサンバースト、厚めのラージピックガード、6桁のシリアルナンバー(5145**)といった1968年~69年頃の仕様になっています。

音質はさすがにヴィンテージのJ-45だけあり、素晴らしいサウンドです。最近の新しいJ-45では味わえない枯れたサウンドで体に伝わる箱鳴り感も非常に気持ち良いです。

ストロークで弾くと、J-45独特の塊のような倍音で響きます。
木が枯れている分、明るくブライトな音質で爽やかさがあります。


トップのブラウンサンバーストは、適度に日焼けしていて非常に渋いです。サイドには塗装の剥がれが結構ありますが、剥がれが広がる感じではなく、定着・安定しています。
バックには、14cmほどのクラックが縦に入ってますが、内部には達しておりません。
ネック裏にも塗装落ちがありますが、こちらも定着・安定しております。
ペグはオリジナルのクルーソン3連デラックスが付いてます。
金具に錆が出ていますが、ペグの動作は滑らかで問題なく使用できます。

ネックは真っ直ぐな状態です。トラスロッドにも余裕があります。サドルの高さも十分あるので、お好みの弦高への調整も可能です。
ナローネックなので非常に弾きやすく、エレキギターから持ち替えても違和感なく弾けると思います。ネックヒールにストラップピンを外した穴が開いてます。ご希望があれば、穴埋め加工も承ります。

見た目は決して綺麗な状態とはいえませんが、琥珀色に焼けたブラウンサンバーストのトップには何とも言えない味があります。ライブやレコーディングなどで、60年代のJ-45の音が必要なときに十分活躍してくれるギターだと思います。
純正品ではありませんが、新品のハードケースが付属します。

製造年:1968年
程 度:EX
トップ:スプルース
サイド:マホガニー
バック:マホガニー
ネック:マホガニー
指 板:ローズウッド
付属品:非純正ハードケース

価 格:SOLD

2011年7月24日日曜日

Gibson L-48(1940'S) SOLD

1940年代後半のギブソンL-48です。L-48にしては、珍しいフラットバックの形状をしています。オールマホガニーの、軽くて乾ききったブルージーな音で鳴ります。フラットバックなので反応のよい響きです。1950年代のL-48よりも薄いサンバーストで、このフィニッシュも珍しいのではないでしょうか。

コンディションは、バックに大きく縦に入ったクラックが2本、サイドにも縦にクラックが1本入っています。トップのfホール上部にも4cmほどのクラックがあります。これらのクラックはすべてしっかりと修復されていて、内部も補強してあるので強度的には問題ありません。

ペグは1960年代のヴィンテージ・クルーソンデラックス3連ペグに交換。ブリッジはローズウッド製のリプレイスメントパーツに交換してあります。ネックは真っ直ぐでロットにも十分な余裕があります。
弦高は6弦、1弦ともに12フレットで2.3mm程度と、非常に弾きやすい高さに調整してあります。アーチトップなので、ブリッジの高さ調整も簡単に行なえます。

見た目は決して綺麗ではありませんが、ヴィンテージの風格十分なギターです。L-48特有のジャリッとした切れ味のよい音で鳴ります。










製造年:1940年代
程 度:VG
トップ:マホガニー
サイド:マホガニー
バック:マホガニー
ネック:マホガニー
付属品:なし

価 格:SOLD

2011年7月10日日曜日

Gibson L-4(1934) SOLD

1934年製、戦前のギブソンL-4です。L-4はギブソン伝統のギターで、L-1、L-3の上位モデルとして1912年に発売されました。オーバル型のサウンドホールで12フレットジョイントという仕様から始まったL-4は、その後1928年頃にラウンドホール、14フレットジョイントへと仕様変更されます。更に1935年にはFホールへと姿を変え、16インチのアーチトップ上位モデルとして君臨。1949年にはカッタウェイの入ったL-4Cが登場し、現在ではフルアコの定番、ES-175の上位モデルとしてL-4CESが製造されています。

このギターは、1935年にFホールへとモデルチェンジされる直前に作られた、ラウンドホール最後のアーチトップL-4です。サウンドは、戦前のギブソンらしい木が乾ききったジャリ~ンとした音で鳴ります。音量も大きく、アーチトップとアーチバックの構造から生まれる独特のリバーブ感は、このギターでなくては出せない味わい深い音です。

コンディションは、トップのブリッジ周囲からボディエンドにかけて3本のクラックと右端に1本のクラック、バックの右端に1本のクラックがありますが、いずれもきちんと修復されており、木も安定しています。他には目立つ傷などはありません。ネックも真っすぐで、挿し込み角度も含めてとても良い状態です。弦高も弾きやすい高さに調整してあります。ブリッジとテールピースはオリジナル。ペグはオープンバックの古いものが付いていますが、交換されているようです。1箇所欠けがありますが、オリジナルのピックガードが付属します。

製造年:1934年
程 度:EX
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:マホガニー


付属品:オリジナルピックガード

価 格:SOLD

YAMAHA Dynamic Guitar No.4 SOLD

ヤマハのダイナミックギター No.4です。1961年に国内で販売が開始された、第1世代のダイナミックギターです。シェルを使った豪華なパーフリングがサウンドホール外周に入っていて、上位モデルのNo.8と同じ装飾です。トップはスプルース単板。サイド、バックはメイプルのようです。シリアルは5桁で676**ですので、6桁代になる第2世代のものよりだいぶ初期に生産されています。中のラベルは黒色で、ダイナミックギターの文字は筆記体で印刷されています。

全体に打痕や引き傷が入っておりますが、ヴィンテージらしい雰囲気が出ています。ネックはほぼ真っすぐの状態で、フレットも十分残ってます。サドルは真鍮製に交換。ナットも牛骨製に交換しました。弦高は引きやすい高さに調整してあります。サドルとナットの交換によって、きらびやかな音色になりました。サウンドホールからギター内部にかけて心地良い残響となって音が伝わります。

製造年:1961年〜63年

程 度:EX

トップ:スプルース

サイド:メイプル

バック:メイプル

ネック:メイプル

付属品:なし


価 格:SOLD

2011年7月4日月曜日

YAMAHA No.100(1960年代) SOLD

ヤマハのクラシックギター No.100。1960年代初頭に製造販売されたギターです。トップにスプルース単板、サイドとバックにメイプルの単板を使った、日本製ギターの黎明期を飾る伝説の銘器です。
ダイナミックギターと同じ頃に作られたギターですが、箱鳴りを重視したダイナミクギターと比較すると、クラシックギターの奥行き感を加味した音色で鳴ります。木の枯れ具合も相まって、これから更に音が完成されていく可能性を感じさせます。10層以上積み重ねられたされたサウンドホールのパーフリングも美しく、琥珀色のトップとよくマッチしています。当時の製作者たちの心意気が伝わってくるデザインです。

状態は、所々に打痕がありますが、年代を考えればきれいな状態です。弦高も弾きやすいよう低めにセッティングしました。日本のクラシックギターの基礎を築いた'60年代の銘器を、あなたも一本いかがでしょうか。

製造年:1960年代

程 度:EX

トップ:スプルース

サイド:メイプル

バック:メイプル

ネック:シナ

付属品:なし


価 格:SOLD

2011年6月19日日曜日

Gibson L-48(1950'S) SOLD


1950年代のギブソンL-48です。トップ材はマホガニーで、よく枯れてます。細かな打痕は数カ所ありますが、あまり使用感がなく、見た目のコンディションは良好です。ネックは真っすぐで、弦高も低めにセッティングしてあります。

音は、1950年代のL-48らしい、渋くて枯れたサウンドです。フィンガーピッキングで弾いても、カッティングで刻んでも、ヴィンテージならではの枯れたブルージーな響きが魅力です。


フレットはオリジナルのようですが、減りはほとんどありません。ペグ、ピックガード、ブリッジ、テールピースなどのパーツ類はすべてオリジナルです。ペグボタンのみリプレイスメントしてあります。

製造年:1950年代
程 度:EX+++
トップ:マホガニー
サイド:マホガニー
バック:メイプル
ネック:マホガニー
付属品:なし

価 格:SOLD



2011年5月15日日曜日

The Loar LH-400(2007) SOLD

1920年代、ギブソンのマスター・ルシアーだったロイド・ロアの名前を冠したギターとマンドリンの新興ブランド、ロアー社が設立後にテスト生産した、アーチトップのラウンドホール、LH-400です。削りだしのトップとバックという贅沢な仕様で、ネックセッティングからバインディング、フローティング・ピックガードのマウントまで、細部にわたって精緻に作られています。

イメージしたのは、1930年代のギブソンL-4ラウンドホールでしょう。ギブソンのカスタムショップ出身のグレック・リッチがデザインを担当しております。今の時代にアーチトップのラウンドホールというマニアックな楽器を作って売ろうという気概が素晴らしいです。

鳴りは、ギブソンL-4ラウンドホールと比較すると抑制してあり、高音部の余韻が気持ちよい独特の響きです。おそらくラウンドホールでFホールのような響きを狙ったのではないかと思われ、内部ブリッジ下にはバイオリンなどで使われる魂柱が仕込まれています。使われている材質も良いので、この魂柱を取り外すことで、かなり鳴るギターになると思います。使用感はほとんどないミントコンディションです。

製造年:2007年
程 度:MINT
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:メイプル
付属品:なし

価 格:SOLD

2011年5月7日土曜日

Gibson L-47(1941) SOLD

1941年製のギブソンL-47です。ウォータイムに製作された14.75インチ幅の小型アーチトップで、プリウォー時代のL-30、そして同型であるL-37の後継モデルにあたります。アーチトップにフラットバックのスタイルはL-30、L-37と同型。1940年〜1943年の間しか作られなかった稀少ギターでもあります。

L-00と同サイズで、持ちやすく軽いのでとりまわしに優れています。音は、十分に枯れていてフラットバックのFホールらしい反応の良い音で鳴ります。サイドとバックがメイプルならではの明るいトーンも魅力です。フィッシュマンのピエゾPUがブリッジに仕込まれており、ブリッジ下部に目立たないよう細い穴を開けて配線してあります。エンドピンからジャックインするタイプです。

フィッシュマンPUとの相性も良く、生音とアンプの音が心地良くミックスされて空間に響きます。ライブにはもちろん、生音とアンプの音をアンビエントで録音すれば、このギターの持ち味が発揮できると思います。純正ではありませんが、丈夫で軽いカーボン製のハードケースが付属します。

製造年:1941年
程 度:VG+
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:マホガニー
付属品:カーボンハードケース

価 格:SOLD

2011年5月1日日曜日

Gibson J-45(1998) SOLD

ギブソンの1998年製J-45です。シールには1962 J-45TNとスタンプされていて、山野楽器が特別に限定販売したモデルのようです。ペグはシャーラーの金属ペグから、ゴトーの3連クルーソンタイプに交換してあります。トップには、レリック加工によるレザークラックが全体に入っており、ピッキングの擦り傷と合わせてヴィンテージ感がよく出ています。

音もよく鳴っており、ストロークで弾くと分厚い和音で響きます。1940年代のJ-45をイメージした渋い外観なので、傷を気にせずにガンガン弾くにはぴったりの一本だと思います。ピエゾPUもインストール済み。ギブソン純正のハードケースが付きます。




製造年:1998年
程 度:EX+
トップ:スプルース
サイド:マホガニー
バック:マホガニー
ネック:マホガニー
付属品:純正ハードケース

価 格:SOLD

2011年4月30日土曜日

Gibson L-4(1948) SOLD

ギブソンの1948年製、FホールのL-4です。写真でお分かりのように、だいぶ弾きこまれています。ローポジションの指板がえぐれてますが、音はきちんと出ています。フレットは擦り合わせされており、全体的にやや低めです。トップのラッカーは初期の段階で剥がされているようで、サンバーストの塗装面が剥き出しになってます。
ブリッジは交換されてますが、ほかのパーツはオリジナルのようです。

音は外観に負けずにワイルドでジャキッとした独特の響きです。決して程度は良くありませんが、弾きこまれたヴィンテージらしい雰囲気がとても渋い感じです。エクステンション・ナットを付けてボトルネックで弾いても似合うと思います。

製造年:1948年
程 度:VG
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:マホガニー
付属品:なし

価 格:SOLD

2011年4月29日金曜日

Ibanes GB-10(1990) SOLD

アイバニーズの銘器、1990年製のGB-10です。1977年に発売された GB-10は、パーツからデザインにいたるまで、ほとんど仕様変更されずに生産されてきた、非常に完成度の高いギターです。ボディは約15インチ幅で厚さも薄めに抑えられており、ギブソンのES-175よりも一回り小さいサイズです。自然な箱鳴りにこだわり、フローティングPUを2機搭載している点もユニークで、ジョージ・ベンソンのこだわりが伝わってくる構造です。

音はとにかくマイルドで、アンプに通してもその甘いフィーリングは変わりません。アイバニーズの持ち味であるネックの握りやすさ、手によく馴染むフィット感も魅力です。金属パーツにはかなり腐食がありますが、木部にはほとんどダメージはなく、塗装もきれいな状態です。純正のハードケースが付いてます。

製造年:1990年
程 度:EX+
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:メイプル
付属品:純正ハードケース
価 格:SOLD

Gibson L-00(1999) SOLD

1999年製のギブソンL-00です。ボディは深胴タイプで、ペグはクルーソンの3連ホワイトボタンに付け替えてあります。ブリッジ周りに塗装の剥がれがありましたが、目立たないようにリフィニッシュしています。弦高はかなり低めにセットアップされており、とても弾きやすい状態です。厚めのボディながら、高音部がきれいに響きます。現役のギターとしてバリバリ使いたい人におすすめです。純正のギブソン製ハードケースが付属します。

製造年:1999年
程 度:EX+
トップ:スプルース
サイド:マホガニー
バック:マホガニー
ネック:マホガニー
付属品:純正ハードケース

価 格:SOLD

2011年4月24日日曜日

Gibson L-4(1946) SOLD

ギブソンの1946年製、FホールのL-4です。L-4は、1935年にラウンドホールからFホールへと仕様変更されます。ギブソン伝統の16インチFホールを、このL-4がL-5やL-7から引き継いだのです。フィンガーボードには、この時代のL-4に特徴的なニック・ルーカス・インレイが施されており、ネックヒールはかまぼこ型で、ペグは交換されています。

フレットは打ち直してあり、弦高も低く非常に弾きやすくセッティングされています。ケント・アームストロングのフローティングPUがピックガードにマウントされてますが、ピックガードを外せば元の状態に戻せます。音は、非常に反応の良いカリンとしたパーカッシブなサウンドです。音量もFホールとしては大きく、枯れきった深いリバーブの効いた音色で鳴ります。ネックの状態が素晴らしく、フルアコとしても十分使えます。演奏性が良いので、自分でも思わないようなフレージングが飛び出してくる素性を持ち合わせています。レコーディングやライブに、ワンランク上の演奏を求めている方にはきっと満足いただける一本です。

製造年:1946年
程 度:EX++
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:メイプル
付属品:ギブソン社製ハードケース

価 格:SOLD

2011年4月23日土曜日

Ibanez PM-100(1996) SOLD

パット・メセニーのシグネイチャーモデル、PM-100です。ボディは大型でES-175よりも一回り大きいサイズです。パット・メセニーがデビュー当時愛用していたES-175は、2PUだったものをフロント1PUにわざわざ改造してありますが、その意思を引き継いでいるのがこのPM-100といえるでしょう。2PUのPM-120よりボディ厚もあり、ふくよかでマイルドなジム・ホール直系のメセニートーンを目指すなら、こちらのほうがおすすめです。箱鳴りは十分に抑えられており生音で弾いても、まるで上質なカステラのような甘い響きを奏でます。メセニーとおなじように極薄のピックでもその甘いサウンドは変わりません。

金属パーツにはくすみが出ておりますが、ボディ、ネックなどの木製部分には目立つ傷もなく、とても良い状態を保ってます。フラットワウンド弦でのプレイヤビリティも高く、アイバニーズ独特の手に吸い付くようなネックの持ち味はそのままに、とてもスムースな運指が可能です。

製造年:1996年
程 度:EX++++
トップ:メイプル
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:マホガニー
付属品:オリジナルハードケース

価格:SOLD

2011年4月18日月曜日

Gibson L-4(1933) SOLD

ギブソンの1933年製、ラウンドホールのL-4です。1930年代のギブソンは本当によく鳴りますが、中級機種のL-4だけあり、つくりはしっかりしていて、とても80年近く前のギターとは思えない状態です。木も乾燥しきっていて、指で弾いてもピックで弾いても最近のギブソンとはまったく次元の違う音色で響きます。ボディの厚さは削りだしアーチトップのため、やや厚めですが、非常に反応が良く、ストロークでも単音弾きでも驚くほどの音量で鳴ります。

バックは削りだしでアーチがかかっているので、独特の高級感があります。オールドギブソンに特徴的なジャリッとした音を少し上質にしたような出音で、低音もやや固めながらよく響きます。大切に保存されていた期間が長いようで、使い込まれた30年代のL-4ほどは共鳴しませんが、それでも十分な音量です。ピックガード、テールピース、ペグ、ブリッジなどのパーツはオリジナルのようです。ハードケースは少し傷んでおりますがこれもオリジナル。コレクター向けのラウンドホールL-4をお探しの方にもご満足いただける極上コンディションです。


製造年:1933年
程 度:EX+++
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:マホガニー
付属品:オリジナルハードケース

価格:SOLD

2011年4月17日日曜日

Gibson L-48(1950'S) SOLD

1950年代のギブソンL-48です。マホガニーの薄いボディ構造なのでとても軽く、そのためか非常に良く鳴っています。ボディ全体を磨いて、ネックも真っすぐに調整しております。弦高も低めのセッティングなので非常に弾きやすいです。

L-48は、ギブソンでは廉価版のアーチトップに属しますが、このギターはオールマホガニーで木も枯れきっているので、ブルースをつま弾くのに最適だと思います。シングルノートでカッティングしても気持ち良く、まさにヴィンテージならではの枯れた音が魅力です。ペグはおそらくオリジナル。ピックガードはレプリカ。テールピースとブリッジは交換されているようです。オリジナルではありませんが、古い時代のチップボードケースが付属します。

製造年:1950年代
程 度:VG+++
ボディ:オールマホガニー
ネック:マホガニー
付属品:チップボードケース

価格:SOLD

Gibson ES-165HE(2003) SOLD

2003年製のギブソンES-165HEです。ハーブ・エリスのシグネイチャーモデルですが、通常のES-165とは異なり、フローティングPUがピックガードにマウントしてあります。

金属パーツに若干のくすみはありますが、ミントコンディションに近い状態です。フルアコですが生音は非常にマイルドで、アンプにつないでも非常に甘いトーンで鳴ります。メイプルトップのトラ目が美しく、金属パーツはパフも含めてすべてゴールドメッキというこだわりのギターです。

製造年:2003年
程 度:EX++++
トップ:メイプル
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:マホガニー
付属品:ギブソン製ハードケース

価格:SOLD

Gibson L-7 (1939) SOLD

17インチのボディサイズを持つ1939年製のギブソンL-7です。全体にウェザーチェックが入っておりますが、年代の割には美しい外観を保っています。トップのネック付け根部分に割れを修復した痕が一カ所あります。ペグ、テールピース、ピックガードはオリジナル。ブリッジは交換されているようです。

1934年からこの年代にかけての特徴である、ピクチャーボックスのインレイが指板に施されており、高級感があります。1940年に廃止されたXブレイシング構造のため、トップの共振は抑えられていますが、スイングジャズ全盛時代のギターらしく、ブロックコードでバッキングを弾くにはぴったりのサウンドです。ピックアップを付けてジャズを弾くのにも良いと思います。






製造年:1939年
程 度:EX++
トップ:スプルース
サイド:メイプル
バック:メイプル
ネック:マホガニー
付属品:17インチ用ハードケース

価格:SOLD